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神山町に入っても全く道は広くならない。それどころか余計に細々としてきて、おまけに
森はどんどん深くなっていくし、峠を上がる前から降り出した雪が少しづつ積もりはじめてきた。
だが、峠の区間は長続きはしなくて、5kmほど?下るといちおう下界に降りた。
しかも峠付近ではかなり降っていた雪も下に下りるにつれて徐々にやんでいった。
しかし県道にT字に下りてくるくせに、県道のほうが広いしいい道だしバス路線が通っていた。
この県道は主要地方道で、北上すると徳島市内のR192へ出る。 おそらく、この付近の人は
徳島市に行くときには県道のほうを利用していることだろう。と思わせるほどの道だった。
山を登ると谷を進むという性格の違いこそあるが、それでも国道が県道に負けていると
いうのはどういうもんだろうか。
というわけで、ここからは県道の影響で(笑)非常にいい道。
佐那河内村の入りがけのような片側一車線の道で、まだ改良されて間もない感じだった。
ヨサクでは燃料の減りが早いという噂なので、大事を取ってこの先で給油。
もしかすると終わるまでにもう一度給油をする必要があるかもしれない。
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目下、鋭意改良中です | すでにこのへんは改良済み。 まだ真新しいぞ?! |
それから2〜3キロ程度はこんな感じの道を気持ち
よく走っていけるが、その先で、国道193号線
(通称いくさ国道)と交差する手前になると、
またもや元のレベルに逆戻り。(右写真)
そして「いくさ」との交点は、とてもとても
国道の交点とは思えないほど小さな田舎の
曲がり角であった。
なんとなく、岡山県中部の山間部にありがちな
県道の交点に雰囲気がよく似ていた。
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「いくさ」もかなりキテいるらしい。 この車、実はすごい苦労して来たのでは? |
補足。 「いくさ」については、ナッシーさんのページ「NASSY's Homepage」の
「こんな道走れるか!」というコーナーに詳しい走破記があります。こちらもぜひ参考に。
道の程度は、どっちがいいとも悪いともなく。この旅でやっと「国道・The National Road」
として対等な立場にたてたような気がする。 が、そんな浮かれた気分も「いくさ」との
別れを見た瞬間にふっ飛んでしまう。
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ここは山道を上に上がるか下に下りるかの選択のような場所で、これまた国道の交点とは
到底思えないような交差点である。もちろん、信号などというものはあろうはずがない。
この雰囲気を表すとすれば、右が改良されたあとのバイパスで左が旧道、それでいて
右の道も中央線がない1.5車線程度の道路、という感じだろうか。
この交点を、当然ながらヨサクは左へと下りていく。(爆)
あわててとったのでブレているが、青看板内の線の太さからして格の違いが実感できる。(笑)
そしてこのあとの道もかなり想像を絶する様相を呈していて、なかなか迫力があった。
というか、少し恐かった。
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メチャな道だというのに・・・ こんなトラックに散々出会った。 |
いよいよ峠です |
峠もまたお決まりのようにつづら折り。佐那河内村から上がりがけに雰囲気がにていた。
そしてやっと長かった神山町を抜けるのだが・・・
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トンネルを抜けると・・・ |