R492交点を過ぎても相変わらず細い道が続く。
ちなみにこの先には、ドン詰まりの一般県道が一本ある以外に分岐点はない。
にもかかわらず、すれ違う車も後ろから追いかけてくる車もいっこうに減らない。
四国山地の大いなるミステリーである。(笑)
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その後も、道は細くなったり広くなったりを
途中で大型バスとすれ違ったりするような
さらに、途中には木材を運ぶクレーンの |
もう忘れてるかもしれませんが、 いちおうこれ国道ですよ。 |
しかも、架線の下の道路には鉄骨で組まれたやぐらのようなものがあって、いちおう
下を走る車への直撃だけは避けられるようになってはいるが、大きな木が落ちてきたら
絶対に潰れるだろうなあ・・とゆうほど頼りないもの。
いずれにしても、かなり交通量が少ないことを期待して作られているようだ。
ちなみに鉄骨で組まれた構造物は「気休め君」と勝手に命名。(笑)
そしていよいよ満を持して、ヨサク巡りの名所の一つ(?)・コリトリに到着。
特にゲートがあるわけでもなく、この看板が道端にちょこんとあるだけである。
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とうとうやってきました。 でも普通に通れそう |
しかし、さすがに冬期閉鎖になるだけのことはある。
進みはじめてすぐにどえらい急に標高が高くなる。そのうえ崖側は崩れまくり・・・。
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大きな落石がないことを祈るのみ。 | くたびれとります。 |
そのうえ、何度となく現れる「↑見ノ越 ○.○km」とゆう看板が余計に
距離感を感じさせていい加減ウザくなる。最初はこのようにただ退屈なだけの
道が延々と続く。
しかし、状況はすぐに暗転。(?)
かなり上まで登ってきたあたりで視界が開けてきたのだが、なんだか路肩の崩壊が
激しくなってきた。おまけにところどころに圧雪があり、それを4WDの威力で強引に
乗り越えていくような箇所が数回出て、おまけに前方に現れたのは大規模な工事現場。
しかもそこから土砂を満載したダンプカーがこちら側に向かってきた。
最悪なことに、道路の幅≒ダンプの幅 な状況。絶体絶命の大ピンチ!!
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前方は工事現場。ダンプ接近中。 というか、ここってたしか通行止区間でわ?? なんでこんなに待ってる車多いんだ? |
ところが、運よく(?)30メートルほど手前のカーブのところが部分的に広くなっていて、
なんとかここで離合はできそうだ。ということで集団で延々バックして、ダンプにそこへ
待避してもらってギリギリでなんとか離合。
この旅最初にして最大のピンチ(あとから思うとこんなのはほんの序の口だったのですが)
はなんとか切り抜けることができました。 しかし、今度は路面に圧雪があるなど依然として
予断を許さぬ状況は続くが、それでもなんとか無事に峠のてっぺんに有るトンネルへと
たどり着くことができた。
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暗くてこわ〜い無気味なトンネル。 しかも抜けた先に待っているのは・・雪。 |
このトンネルを抜けると、ヨサクはいよいよ大きなターニングポイントを迎える。
無事に冬期閉鎖区間を抜けることができた喜びもつかの間、起点からずっと一緒に
旅を続けてきた、相棒ともいえるR438との決別を迎えることになる。
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徳島市から運命を共にしてきた R438ともいよいよお別れです。 厳しい「ヨサク」一人旅が始まる。 |