しかし道の状況が劇的にかわることもなく、同じように対向車との離合が困難な
道とたまに短く片側一車線の快走路が交互に現れるといった雰囲気で非常に走りにくい。
しかも狭い区間は中村市区間のそれよりさらに狭くなり、ますます離合が困難に。
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う〜〜ん、狭い・・ | 少し広い場所で離合。 |
仕方なくこっちがバックしてすれちがいをする回数が増える。
地元車でも軽のくせに車幅感覚の鈍いのがいて、わざわざ狭いところに頭を突っ込んでドン詰まりの
膠着状態になり、後ろからクラクションの嵐・・なんてことも幾度となく繰り返される・・・。
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再確認。ここは国道ですよ〜! | さらに狭くなるんか・・ | |
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なにっ、まだ狭くなるのか!! | もう合成写真だと思われそう・・(笑) |
「ああ〜、もう疲れた!!」
いかに前日にヨサクを制覇して狭路にも随分慣れたとはいえ、さすがにこの状態ではつい弱音も吐いてしまう。
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ちょっと広くなるが・・ | また狭くなり・・(T_T) |
もう延々とこんなのの繰り返し。レポートする気も失せるぐらい。(笑)
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しばしの快走路。 | ここなら辛うじて国道だと信じてもらえそうだが・・ | |
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元の木阿弥。軽でもこの幅。 | また快走路。しかし・・ | |
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もういい加減イヤになる。 | そろそろやめませんか? |
と思っていたら、やっとターニングポイントが現れた。
ヨヨイはちょっと古びた鉄橋で清流・四万十川を渡ります。 しかし、ヨヨイはず〜っとこの川と
一緒に走ってきましたが、四万十川を渡るのはなんとこれが初めてです。
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橋のたもとを左。 | 橋を渡ると県道との交点。 |
橋を渡ったところのT字路を右。ちなみに左は県道8号(西土佐松野線)です。
ここを過ぎるとあとはもう片側一車線の快走路です。自然と周りの平均速度も上がってきました。
そして、4キロほどこんな快走路をつっ走るとR381との交点が現れます。 江川崎駅も近い。
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ここからは快走路。 | まもなくR381との交点。 |
この国道381号は高知県須崎市と愛媛県宇和島市を結ぶ国道。
しかも調べてみると、道路時刻表の上ではR441+R381経由で行くほうがR56経由で行くより
所要時間が10分程度短い。実際はもっと差が出そうな気がする。
つまり、この経路は宇和島−中村間を最短で結ぶルートだと思われる。
とゆうことは、さっきヨヨイを走っていた車の多くはこの経路を利用しようと目論んでいた
のではないか。それであんなに狭い道なのにあんなにも車が通っていたのだろう。
・・・・・・・
さて、このR381との重複区間に入ると、道はいっそうよくなる。
これは四国内の「酷道」の特徴とも言え、まさに毛利元就の「三本の矢」※を地で行く感じ。(謎)
※三本の矢:
毛利元就が亡くなる直前に3人の息子たちにしたと言われている話。
一本の矢は簡単に折れてしまうが、矢を三本束ねれば簡単には折れないことから
兄弟3人が協力すれば強敵をも打ち破れるのだ、と言い残し元就はこの世を去ったという。
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なにやら雲行きが怪しいぞ・・ | ここはR381のおにぎりのみ。 |
こうして周囲の民家がなくなってくるとまもなく高知・愛媛の県境です。
ちなみに県境に峠などはなく、この片側一車線の感じのところに県境を示す標識があるだけ。
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広美13km、宇和島26km。まもなく県境です。 |