シニクを最後まで行く旅

−国道429号クエスト−


いちおう「暫定版」の予定です

岡山県

岡山県内はそんなに悪い道じゃなかったです。
まあ、あえていえば作東町と大原町の境にある峠がやばいくらいなもんです。
でも、十二分に国道の概念は覆されますが、これは兵庫県側に比べれば・・・まだまだ序の口、
いや、はっきりいってそれ以下です。(笑)

というか、かなり拡幅工事が進んでいたので、もう酷道の賞味期限は短そうですね。

作東町と大原町の境にある峠。(名称不明)
でもこれはまだ序の口。
ゆえに岡山県内はここが一番酷道。
一瞬目を疑うよね、これ。
しかも脇道のほうが広いし。
おにぎり看板の裏には「とまれ」の標識が
ついてるし。なんだかなぁ・・・。
本当は真っ直ぐ行きのR373と重複なんだけどなあ・・。
ほんと、虐げられてんなあ・・・。

※ 国道429号、その虐げられぶりはこんなところからも推測できます。
http://www.pref.okayama.jp/okayama/kensetsu/page1_1/page1_1.htm
国道なのに429号だけ県道と同じ扱いかよ。


兵庫県

志引峠はいい道でした。 この下まで一気に下るのか!と
マジでビビリましたが、あんまし
たいしたことはねかったです。
波賀町の商店街です。
これが国道とは・・・。

高野峠、ここはマジでやばかった。 登りは、つづら折り+急勾配。
下りはジメジメした森の中の一本道をひたすら急降下。 死ぬかと思った。
冬期閉鎖になるのもなんだか納得。

R29と一瞬重複したあと、信号も
何もなしにいきなり曲げられる。
この看板が悲劇の始まりだった。
曲がりを如実に現しとります。
こんなのが数え切れないほど・・・
しかも、ものすごい急勾配。
あんなに苦労して登ってきたのに・・。
出迎えてくれるのは、こんなにも
そっけない看板1枚だけ。
分水嶺にある道標。
さーて、これからも厳しい道が
延々と続くぞ、と。(笑)
峠を降りてしばらく行くと
主要地方道時代の遺産が現れます

高野峠を越えたら、今度はとりが乢(朝来峠)という峠?のようなところを越え、
いよいよ朝来町に入ります。 ここにある播但道のサービスエリアで昼食など
しばしの休息をとって再出発。

しばらくR312と重複して生野町へ突入し、生野銀山をかすめながら更に東進します。
それから少しの間はダム湖のほとりを走るワインディングロードになりますが、
決して「適度で快適なワインディングが気持ちいい道」ではなくて、
「落ちたら死ぬ!」とゆう緊張の連続です。(笑)

R429巡りをしてると、こんな
表示にも驚かなくなります。
(これは逆向きから撮影したもの。)
ダム湖を縫って走る道中にある、
銀山湖のボート乗り場の脇の看板。
「水泳禁止」って・・・。

さて、次は青垣峠(生野峠)越えです。 ここもけっこうヤバいとゆう噂があったので
期待していきましたが、登る前から期待通りの道でした。 というか、期待していた
よりもヤバい道で、対向車もバンバン通っていたので、はっきりいって恐かったです。

生野ダムを越えると
いよいよ青垣峠です
突然、道幅が1/3に。
幅員減少の標識はあるが、
いくらなんでもこれは・・・
ぽつ〜んと寂しそうに立つ国道標識。
なーんか妙な風景ですね。
入りがけからすでにヤバめ。
これぞ429の峠越えって感じ!!(笑)
青垣峠のクライマックス。
(これは逆向きから撮影したもの。)
いよいよ京都府との境である
青垣町に突入です!

さて、シニクを最後まで行く旅もいよいよクライマックスが迫ってまいりました。
峠を越えて青垣町におりると、これまた田舎国道のR427と重複して6kmほど走ります。
ちなみに重複区間には、R427の標識しかありません。
こっちでもシニクは虐げられてるようですね。

そして、これから挑む「榎峠(えのきとうげ)」は、国道429号を語る上で欠かせない
場所です。 噂ではかなりやばいという評判なので、期待しまくって挑戦!!
これを越えたら、いよいよ京都府に突入です。

榎峠の入りがけ。
いきなしまっすぐ続く広い道から
左側の細い路地へ曲げられます。
めちゃめちゃ笑えます。
というか笑うしかない?!
林道のような道が続く。
しかしちゃんと国道標識はたっている。
これでやっと、
長かった兵庫県ともお別れです。
しかし、兵庫県側は道悪いなぁ・・・

京都府

いよいよ来ましたぜ、京都府!!
あとは下りだけを頑張れば・・・

榎峠の京都府側は少し勾配が厳しい程度、ちょうど志引峠クラスの道なうえに距離は意外に
短く、少し下ったらすぐに集落が出てきました。 はっきりいってちょっと拍子抜けです。
麓の集落内で工事をしていたため集落内の市道を迂回させられましたが、
はっきりいってこっちの道はシニクとほとんど変わらないクラスの道でした。

さらにそのあと一般県道に降りてきて合流したけど、
こっちのほうがはるかに道よかったです。(^^;

ここがシニクの終点。
これ以外にそれとわかるものは何もありません。
なんともそっけない。
福知山駅。