岡山険道333号

必要に迫られても積極的に迂回しましょう。さもないと取り返しのつかないことに?!

Update: 2001.06.20


・場所

   県道30号線(落合建部線)の旭町・落合町境の付近から、県道66号線(落合加茂川線)に
   抜けれそうな道です。地図を見た限りでは・・・。

・風景

   県道30号線のほうから進入。
   入り口には、r370・r30と並んで
   路線表示が林立している。

   最初は片側一車線のいい道だが、
   県道370号とお別れすると途端に
   1.5車線道路になる。
   でも、ここはまだまだ「甘々」な道。
   (右写真)

   しかし、気持ちいいなあ〜と思ってガンガン走っていると、突然青看板が出て来て
   県道が左に曲げられる。 なんだかイヤな予感がしてきた。
   それでもしばらく行くとこの青看板が出て来て、再度左へと曲げられる・・・。

今思えばこの看板が悲劇の始まりだった。



   ああ、来るべき時がきたか・・と覚悟を決めて左折。
   と、その途端。 たぶんみんな思わずブレーキを踏んで止まってしまうだろう。
   なんじゃこれは!!!!!

   この写真はちょっとズーム気味で撮影しているので、それほど狭く見えませんが
   実際は「脱輪するんちゃうんか?」と思うほど狭い道でした。
   プラス、けっこうな勾配があります。

   さらに進んでいくと、その衝撃の本性が次々と明らかに・・・。

徐々に山の中へ。
向こうにある神社がやけに恐い。
崖に落ちそうでヒヤヒヤ。
こえぇぇ〜〜〜ぇ!!!



   ここで車を止めて、アスファルト部分の余裕を観察。
   余裕は両側あわせておよそ50センチでした。 ちなみにこの右側は側溝があります。
   要注意。

助手席からのアングルだと
すでに半分脱輪してる感じ。
再度降りて余裕を計測!
今度は両側あわせて約15センチ・・・

周りの草が容赦なく満遍なく
車体を撫でていきます。
この時点で無傷での通行は不可。
周りの山はこんなに綺麗。
ああ、前に戻りたい・・・。(;_;)

狭い道が一段落したら、
今度はなんだか恐い道に変化。

   急坂のヘアピンなどを何度かクリアしていくと、やっと鬱蒼とした森を抜けて
   陽の光を浴びることができる。 しかし、相変らずめっちゃ狭い。

廃屋が!!
ここに人が住んでいたのか?

というか、「スクールバス停留所」
ってなってたよ、ここ。
その廃屋の壁にこんなものが。
「空の畑」ってなんだ?!

   こんなのに不安を感じながらまだしばらく続き、やっと民家が出てくる。
   すると、やっと・・・ ゴールはもうすぐそこです。安心してください。

   この出口のところも激しい勾配なうえ、出口の路面はカマボコ型になっているので
   車高が一定以下の車は通行できません。下手したらそのまま引っかかってしまうので
   注意してください。

・感想

   こんな道、絶対誰も使わないと思います。というか、対向車に一台もあわなかったし。
   岡山県よ、整備する気がないんなら県道の表示は取っ払っちゃってください。


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